3Dプリンターの準備
FREE-HEADBOXの製作には、
比較的安価(2〜3万円)で購入できる熱溶解積層方式のプリンターを使用しています。
3Dプリンターの出力パーツは基本的にPLA樹脂を使用しています。
(部位によっては靭性の高いPLA樹脂を使用していますが、比較的入手しやすい物です。)
パーツは最も大きい物でも17センチ立方内のサイズに抑えています。
これは、昨今の安価な中華製プリンターの出力サイズが20センチ立方程である為です。
FREE-HEADBOXを1セット製作するには、おおよそPLA樹脂3kg使用すると考えて下さい。
(完成した装置の重量はおそらく1.5kg程(首掛け扇風機を除く)と思いますが、
造形時に余分に出力されるサポート材が発生する事や造形失敗を考慮して準備しておいてください。)
20センチ立方を出力出来る(1台)の3Dプリンターで造形を始めたと仮定して、
全てのパーツの出力を終えるには、順調に出力出来たとしても(1週間)は掛かると考えて下さい。
最も大きいサイズのパーツの出力時間は30時間を超えています。
(因みに筆者は4台のプリンターを使用して製作しました)
これから3Dプリンターを購入し製作を考えている方は、先ず3Dプリンターによく慣れてからにして下さい。
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